写真選び

写真は先ず撮ることが難しく 美しいプリントは更に難しい…
私にできる唯一のことが 写真選び なのです。
突然ですが、写真の選択について少しお付き合いください。

写真選びなんて イイ写真 を選べば良いのだから簡単じゃないか!
と思われるでしょうが、私には写真選びが難しい理由が二つありまして…
一つ目は、写真選びを私の中で大まかに分けると
写真展、写真集、コンテスト、blogなど…
これらはそれぞれ選ぶ写真が変わってくるので難儀だということ。
例えばコンテスト、カメラ誌で言えば 各誌傾向が違うので
選ぶ投稿写真は全く異なってきます。
更に審査の先生が変われば いっそう選択に悩むことになります。
どんな課題であれ 傾向と対策が可能なほどの能力があって
器用に迎合できるセンスとテクニックを兼ね備えていたら
私たちもいわゆる コンテスト屋 になれたのかもしれませんが… (笑)
残念ながらそんな力量はないので 相性をみては投稿するくらいで
随分淡白になりました。
全て同じ写真で通せるのなら そんな楽ちんなことはないでしょうが、
同時にそんな面白味のないことは続けていられないかもしれませんね。

二つ目は、マスターの撮影方法が大きく関係してきます。
マスターは出掛けた先で惹かれる場所を見付けては 撮影をします。
その場の光でイメージを描き 撮影するスタイルです。
良く言えば 天才肌風、普通に言うと… ずぼら。
よく 「絵コンテがあるのですよね?」 と聞かれるのですが、
絵コンテなんて高レベルなもの 私たちにはあり得ません。
絵コンテは無理でも せめて明瞭な視覚的イメージがあれば
それに近い写真を撮り 良しとなり 選ぶも何もないのですが、
いかんせん 我が家の 閃きカメラマン は仕上がりが分からない
玉手箱のような撮影をするので 後の写真選択に大変悩むのです。
私の選び方はズレてはいないだろうか、古くはないだろうか、
最近特に 選ぶ感性に自信が持てずにいました。
そんな私の気持ちを汲み取ってくれるかのようなタイミングで
浅井慎平さん がカメラ誌のコンテストで写真を選んでくださいました。
まぐれ承知の上でも 自分の感覚はそんなにおかしくないのだと
嬉しく気持ちが救われる思いで安堵しました。
これを暫く心の支えにして 骨が折れる写真選びに向き合ってゆこうと思います。

f0103797_11225473.jpg

一つ目で書き忘れましたが、写真を大まかに分けたとき…
大切な写真という分類もありました。
私は自分たちの写真を客観的に選別できる自負がありますが
大切な写真だけは完全に主観です。
稀に この一枚の写真を撮るために今まで撮ってきたのではないか!と
錯覚するくらい 好きな写真が撮れちゃうこと ありませんか?
そんなアルバムにそっと忍ばせている大切な写真が沢山あります。
誰に見せるわけでもない、寧ろ公にしたくない大切にしたい写真です。
写真の醍醐味、いい写真というのは
立派な額に収められた大きな写真ばかりではなく
もしかすると すぐ手の届くアルバムの中にある
誰に見せるわけでもないけれど 自分がそこにちゃんと居て
自分が気に入ってアルバムに残した そんな写真なのかもしれませんね。

随分長くなってしまいました。
愁い事と自慢話にお付き合いくださりありがとうございました (笑)
失礼しました。

by shiho-you | 2019-01-07 15:34 | 写真 | Comments(2)

Commented by furakoko602 at 2019-01-08 18:00
何事も奥の深いものですね。
これを知ると自分は、自分の好きなようにするしか
ないと改めて思います。
開き直っては進歩がないので、前向きな意味ですが・・・
Commented by shiho-you at 2019-01-09 19:24
> furakoko602さん

写真はコミュニケーションツールと内田ユキオさんがよく話されています。
furakoko602さんとこうしてご縁ができたのも そう♬
嬉しく思います。
好きなように楽しむことが何よりです。